顎変からの復活にむけて頑張るBLOG -21ページ目

呼吸と内臓と視力

えー、小説ではないですが、ひとつ本を紹介します。

著者: 原 久子
タイトル: 呼吸を変えれば目はどんどんよくなる―原式視力回復呼吸法


ワタクシは目が悪い。悪いっていうほど悪くは無いが。


左-1.50D 右ー2.50D


もうこれ以上悪くなるのもいやなんで、なんとかしたいと思った。


で、本屋にいって、いろいろ視力トレーニングの本を見ていて、
これにした。


ぱーっと読んだけど、なかなかお薦め。


ポジティブシンキングのことや、内臓と目の関係についても触れている。


丹田を利用した呼吸、疲れると思うけどオモロイと思う。


視力とかアバウトなもんやからなあ・・・、ある程度はトレーニングでよくなりそうだし・・・。両目とも0,6くらいまで回復してくれないかなー。


って、高望みしてはだめだそう(汗)


肩こりと視力ってめっちゃ連動してるらしいから、肩こっている段階であわせた眼鏡はあんましよくないかも。


顎と直接的な関係はないけど、一応、肩こりとは関係あるってことで。

プレイ坊主―松本人志の人生相談;松本 人志



著者: 松本 人志
タイトル: プレイ坊主―松本人志の人生相談


10代~30代男 お勧め度 9/10
それ以外男       6/10
女性          2/10



週刊プレイボーイに掲載されていた、相談者を募って行うお悩み相談の総集編。


松本人志の本は、「松本」「遺書」「愛」など読んだ。


昔の松本は大分いきってて、上記の3冊なんかは調子乗りすぎ。


この本の悩みは、多種多様。下ネタが多いけど、政治などもある。


ひょっとして、松本は根本からきちっと論理を組み立て、人がはしょるところをはしょらないで考える人か?と思ってしまう本。


悩みに答えているかどうか、かなり微妙。結局しゃべりたいことをしゃべっているだけという感じ。それでも、おもしろいと思う。


ク○○S○言葉責めなどにもきちっと言及。
ク○○の項には激しく同意しますた。


特に面白かったのは「ローション」と「大人とは?」。


ローション」・・・松本はローション好きらしい。あれは一種の麻薬だとか。
ココリコの遠藤は、頭からかぶるらしい(笑)頭からかぶったら、その後非常に面倒だと思われます。髪にちゃにちゃしていやや。


大人とは?」・・・子供と大人の違いは、ひよこと鶏の違いではない。
これはちょっといい話。


男性の方はぜひ。
女性は、これを読めば男性にあきれることかと(笑)


まじめな人生相談ではないので、あくまで娯楽というか、暇つぶしというか、でどーぞー。

きらきらひかる;江國 香織




著者: 江國 香織
タイトル: きらきらひかる
お薦め度;5/10点


今日は朝まで起きてしまった。
これもドラゴンボールZ3のせいなのよ。


どうしてベジータがブウを倒さなくてはならないのでしょうか?
しかも最後のブウ強すぎです。


ウイイレ8の次回作まではDBZ3をやるぞ。



きらきらひかる。


5点というのは悪い意味ではないです。ただ、評価しにくいということで。
なんとなくこれくらいの点数がいいかなと。


精神病でアル中の笑子、ホモで男の恋人がいる睦月、睦月の恋人の3人を中心にお話は回る。

こんなのありですか?

なんていったらいいのか・・・・。


肉体関係と切り離したプラトニックラブを語ろうということなんでしょう。


笑子からの視点のお話は悪くないですよ。まあオレが女心というものをよく理解していないから、ある程度ぶっ飛んだ女の話でも許せる。そんなに人道的におかしいことはいってないはずだし。それに、みんなを幸せにしようと必死なんですね。


笑子というのは多分、OLさん世代のPUREな部分を凝縮したような女性をイメージしてできた女性でしょう。なんとなく。


PUREゆえの繊細さ、男性に無茶を言ってしまう若さ、みたいなのがあふれています。


それに、アル中ってそれほど珍しくない。アルコールで社会的に抹殺されている人ならまだしも、この人はそこまでいってません。


ただ、睦月くんよ!!君は何者なのだね?別にホモでもかまわんけど、それをいけしゃーしゃーと奥さんの親にいうか?しかも恋人がいることを堂々と奥さんに言ってどうする?


その時点で、ちょっと入っていけないのです。男の登場人物の誰かに、感情移入できないと厳しいもんがある。


ただ、読んでいていやな気分にはなりません。ほわわんとしてますので、大した記憶は残りませんが、だからといってむかついたりはしません。ふーん、って感じです。


女性なら、笑子の立場に立てるから、面白いかもしれません。


男の立場からいうと、ちょっとずるいです。
アル中の女性と、ホモで男の恋人ありの男性ですよ。
どっちが社会的に希少かというと、圧倒的に男ですもんねえ。
それを対等に並べて、話を進めようとしてる。


話の筋はよく覚えてないのです。
親族会議、笑子の突然の病院訪問、の旅行など、ホモの医者の話など、いろいろあったのですが。心の琴線にダイレクトに触れるものではなかったです。



こういうのを、「おもしろい」といえる男性はモテるかも知れませんね。


そういえば、昔、ある女の子に、「えぐにかおりの本って読むと女心がわかるよー」といわれて数年。女心が分かるのはいつの日か・・・・。

レディジョーカー;高村薫



著者: 高村 薫


タイトル: レディ・ジョーカー〈上













著者: 高村 薫

タイトル: レディ・ジョーカー〈下〉




お薦め度;9.5/10


すんばらしい。

今まで読んできた小説がとたんにしょぼく思えた。


上巻の途中がちょっとだるかったけど、下巻になったら一気だった。そのせいで首を痛めてしまった馬鹿なオレ。


それぞれ、人生でジョーカーを引いてしまった、

孫と娘婿を失った老人
指を数本失った若い技工士
在日のサラリーマン
娘が障害児、嫁が病気のトラック運転手
アウトロー刑事


の5人がレディ・ジョーカーを名乗って日之出ビールの社長を誘拐。

大量のビールを人質に20億要求。

大まかには

警察とレディ・ジョーカーとの板ばさみに苦しむ会社側

スクープを狙って消される報道関係

何としても犯人を抑えたい警察


レディ・ジョーカーの四つの視点から描かれる。


俺はグリコ森永事件はよく知らないが、知らなくても十分読める。株のこととか会社のこととか詳しかったらもっと楽しめただろう。

そして、闇社会の大きなうねりに全てが飲み込まれていく。

心情描写も非常に丁寧。少し、しつこいとは思ったが。


ラストも完璧。物井の表情、「レディ」という掛け声。全てを悟った若い記者・・・。


これを読んだあと、しばらく他の小説を読む気がしなかったので、軽い「インストール」をわざわざ買って読んでしまった。一種のリハビリ。笑えた。


合田の心理描写も良かった。最後の、加納に対する思いは「こんなのあり?」って感じだったが。クリスマスイブって(笑)


読むの大変だけど、社会人にはぜひお薦め!!ですな。


映画より、連ドラでやってほしい。

疲れた

ある医療系掲示板に出入りしているのだが・・・。

おいらは疲れたよ。

まあ所詮掲示板でうまくコミュニケーションをとること自体難しいのだが。

もうちょっと言葉の裏をとったり、解釈をそれなりに加えろよ。

もう・・・はっきりいって疲れる。頼むわ。

まあ今回は一応、治まりがいいから謝っておいた。

ちょっと俺をなめているみたいなんで、そろそろ爆撃しようか?言葉。

疲れるからいやなんだけどねー。

「私のこと不快ですか?」って質問
小中学生か?あるいはアホ女か?あんた。

気持ちは分からんでもないよ。たぶん「いや、嫌いじゃないでしょ」って
答えを期待してるんだろうが。

嫌いですよ→周りが、「えー、jumperそんなこというなよー。それってひどいんじゃない?」ってくるだろ。

嫌いじゃない→「じゃあ、俺OK?やったやった」

適当にお茶を濁す→「いいたいことがよくわからないんですが・・・・」

もう、だるい。

大人の会話か?これ。

病気でへこんでる人ならそういいたいのもわかるがね。そうじゃないんだから。

他にもリアル世界でもはら立つことはしばしば。マクドナルドでうるせー女子高生。うるさくてもいいんだが、俺がはら立ってるときにそれを増長させやがるな。なんでお前らはそんな楽しそうやねん。

でも、ウツムイテ暮らしてはあかんねー。「うつむく」→「欝向く」らしいので、顔をあげていこう。

ぐだぐだすんません。

チャンピオンズリーグ

リアルタイムでレアルーユベントス戦と、バルサーチェルシー戦を拝見しますた。

後は簡単にゴールシーンを中心に。スカパーでチャンネル変えながら見てしまうから結果が分かってしまって、他の試合を全部見ようという気になれませぬ。気が向けば再放送を拝見しましょう。

レアル1-0ユベントス

グラベセンが効いていた。中盤でカットして、すぐにジダンOrフィーゴにパス。早い攻撃が期待できた。まあ、唯一の得点はエルゲラのヘッドだったわけだが・・・。しかしジダンはすごいねえ。FWの調子がよければもう少し点差がついていただろう。たまにはオーウェン先発ってだめかな?サムエルは、相変わらず微妙。ラウル・ブラボは悪くなかった。

ユーべは、おもんないなあーーー。基本的にカウンター。イブラヒモビッチは悪くないが。レアルにベスト8いってほしい。第2戦もカシージャス君は大忙しの予感。

バルサ2-1チェルシー

オウンゴールになったときはどうしたことかと思ったが・・・。その後バルサは攻める攻める。ドログバが退場になった後、10人で守ってたチェルシーを、南米、アフリカのスーパーなパス回しで攻略。マキシミリアーノ・ロペスってこんなすごいやつだったのか。2点目のシュートアシストは笑えたが(汗)1点目の身のこなしはさすがでしたねえ。次の第2戦も楽しみだわい。バルサの2-3-2-3(笑)をチェルシーがどう攻略するのかの。

バイエルン3-1アーセナル

もうアーセナルだめぽ・・・。GK・DF総入れ替えしてくれよ・・・。いくらキャンベルが戻ってきても、レギュラーのトゥーレがあれでは・・・。もう黄金時代は終わりだな。短かった。すきなんだけどなー。次2-0で勝ってくれないかなあ。

リバプール3-1レバークーゼン

リバプールラッキー。個人的にジェラードすきなもんで、スタンドから切なそうに試合を見ていて、3点目が入ったときのうれしそうな表情がよかったあ。試合を関係ないな。ベルバトフがあれをミスするか。しょぼい感想ですんません。解説と実況のコンビが悪かった(笑)。

残りはまともに見てない・・・。すんません。

最近

最近、本を読んで勉強して酒を飲む生活・・・。
昔の人みたいな生活。ふああー。

もうすぐレディ・ジョーカーの上巻を読み終える。

が、図書館で、プリズム;貫井徳郎、魔笛;野沢尚、ゲームの名は誘拐;東野圭吾の3冊をかりっぱなし。図書館は、借りるのただだからいいんだけど。

次は江国香織の「きらきらひかる」の感想でも書こうかなあ。


勉強は、大学の専門科目。最近はhematology。これは留年しかけた科目じゃ。

MCV,MCHCの定義、計算方法をチェック。
ferrokinaticsの、plasma iron disappearance time, red cell iron utilization 確認。

iron deficiency anemia, sideroblastic anemia,
aplastic anemia(「たすけてくださいー」by サク)

Fanconi anemia, pure red cell aplasia, megalblastic anemia,
permicious anemia, hemolytic anemia,・・・

などなど、anemiaだけでもたくさんありしですなあ。
大半はiron deficiency anemiaやねんけど。


ありがとぉ & 大波がキターー

今日は、自分の元バイト先に久しぶりに顔を出しました。

体調が悪くなって、やめちゃったのですね。
やめたというか、形式上は休んでいることになっています。

何人かとしゃべりました。

まず、本好きの後輩。

お勧めの本を教えてもらいました。
今読んでいるレディジョーカー、それから窪塚くん主演だったGO、沢木こうたろうの旅の話。あとは、森ひろし?のミステリーなど。

それから、広告代理店から大学に入りなおした人。

この人からは、いろいろ業界の話を聞いてしまいました。荒瀬しおりや中村仁美(フジテレビのアナウンサー)の昔の話。なんでこんなことを知っているのでしょう?彼は。テレビ局のトイレで滝沢秀明くんと隣になったとか・・・本当かいな。

で、オーナーは、
「仕事ほしくなったらゆうてこいよー」と言ってくれました。ありがとうございます。「ちょっと元気になったみたいやなー」とも言われました。いやいやどうも、ありがとうございます。

この人は、顎関節症から、働けなくなってしまった人を知っているので、ある程度は予想がつくのかも。元気になったら世話になりますー。


もうひとつ。オタクぽい話ですみません。

ついに、大波がきました。

あのですね、俺の心のアイドルが降臨しました。

スピードの上原タカコちゃんが俺の心のアイドルの筆頭だったのです。「STEADY」で心を打ちぬかれて以来、ずっとタカコが好きだった俺。

それから、中波はきたんですよ。
「やまとなでしこ」の矢田亜希子、「ランチの女王」の竹内結子、グラビアの岩佐真悠子など、中波は来てました。

だーがー、大波は来なかった。

そして、ついにやってきました。

加藤ローサちゃん!!かわいすぎーー。

ゼクシィ、ボーダフォン、リップのCM、、、ぐあー。

もうあほっぽいところもわがままぽいところも許します。
不自然な頬のしわも許す。

世間ではずっと前から騒がれていたようですが、ついに「小料理屋きむら」で私も大波にさらわれましたあ。

ほよほよ

慟哭;貫井 徳郎



著者: 貫井 徳郎
タイトル: 慟哭

<概略>
幼児殺人事件を追う男と、犯罪に手を染めていく男が交互に描かれる。そして?

<感想>
貫井くんもう一発。

これは数年前に読んで、最近もう一回読みました。

数年前はまだ若くて、(今も若いが)本全体に秘められたトリックを前半で見抜いて、満足してしまいました。最近読んだら、やはりそれだけではなかったです。やっぱりすごい作品。


これを25で書いたというのは信じられません。

この本に仕掛けられた仕掛けはすぐわかります。というか、ひっくりかえすならこれしかない、という予想はつき、それをそのままやっちゃいます。

「娘を奪われた男の慟哭」とよくいわれていますが、この男(松本)は、果てしなく孤独なんです。死別などで、娘を失った人、というのはそれだけで考えられないくらいショックだと思いますが、彼には、それに加えてあらゆる仲間がいないのです。妻・愛人・親・義父・・・・すべてに見離されてしまいます。それで、「心に大きな穴」が空いてしまいます。切なくなりますね。

黒魔術系の話、新興宗教の話も興味深かったです。彼はのめりこんでしまうのですが、これも、彼を止める人がいなかったんですね。普通は、親が、妻が、あるいは周りの人が止めるはず。

愛がほとんどなく、政略結婚で・・・。子供だけが接点だったのでしょう。

ミステリーとしてはトリックはありがちかもしれませんが・・・、十分に読む価値はあります。

不自然な点としては、

バスの停留所から家まで両者とも2分?そんなアホな。
もう少し友達がいなかったのだろうか?身を案じてくれる友達が・・・。まだ若いし。
それから、佐伯が宗教に興味を持った理由が不自然。後付けでしょうねえ。


貫井さんの文章は肌にあいます。すべてが優れている作品って訳でもないと思いますが。


最後は少し歯切れが悪いという意見も聞きますですが、終わり方としてはいいのでは?最後の答えはどっちでもいい話ですし。

お勧め度8.5/10

烙印;貫井 徳郎



著者: 貫井 徳郎
タイトル: 烙印


<概略>元警察官の男、迫水の妻が水死体で見つかった。なぜ妻は死ななければいけなかった?

<感想>貫井氏の作品は、「慟哭」「神のふたつの貌」「崩れる」「失踪症候群」「誘拐症候群」それからこの「烙印」まで読みました。

貫井さんといえば、デビュー策の「慟哭」ですが、みんなレビューを書いているので「烙印」でいきます。

この「烙印」は、2作目で、貫井さん本人まで「失敗作」と認めていらっしゃるようで・・・。評判も悪いです。

そこまで、悪いかなあ?

「慟哭」に比べると、確かに文章からにじみ出る「気持ち」的なものは弱いです。それに、やくざものなので、慣れていない人にとっては、とっつきにくいところはあります。僕もそうでした。

いわゆる、ハードボイルドものは、自分とは違う世界の本だと思っているので、遠慮していて、そのせいで、すんなりとは入っていけませんでした。道端で殴る蹴るが当たり前っていうのが、想像がつかないですから。

評価しにくいですね。やくざの世界というのがあまりよくわからないから・・・。どこまでありなのか、仁義を通すのか、警察との力関係は・・・。など、あまりにもわからん。仲いいやくざや警察官もいないし・・・。

それと、やっぱり主人公は強いですね。この手の本では当たり前かもしれないですが。

それでも、やはり最後20ページでのひっくり返し方はさすがです。中盤から徐々に伏線がはられていて、それに合致したラストになります。ラストで二回びっくりさせられます

伏線のことで少し

伏線を張るのはいいのですが、ミスリードにつなげようとする無駄な伏線が多い本ってありますねえ。あれは本当にむかつく。あまりにも偶然が偶然を読んでいるような。それのせいで、純粋に推理ができなくなってしまう可能性があります。貫井さんの本はそれは少ないですが、それでも少しはありますね。

で、話は戻って

話のキーとなる女は、ちょっとすごすぎる。一応普通の人間に近い感覚だったやつが、周りにそそのかされて、しかも血縁関係があるとはいえ、そこまでやる??それと、いくらなんでもあからさまに怪しいかな。
主人公がそいつから受け取ったもの、これを鑑定にまわそうと普通は考えるかも。

それと、主人公が最後にとった行動。これもなあ・・・。とってつけたような感が否めない・・・。それが、タイトルの「烙印」につながるんですが、ちょっと強引すぎる。普通は、「俺の目の前から消えろ」で終わるとおもうねんけどなあ。それだと、結局危険因子はなくなっていないのだが、今までの主人公の行動からすると、そうすると思う。

こういう話がありえるのならば、怖いです。結婚した相手が悪かったら、こうなってしまうのか??向こう側の世界はようわからんわ。

休みの日に読むには少しもったいない。それなら「慟哭」のほうがよい。寝る前の数時間で読むといいんちゃうかなあ。

お薦め度5.5/10

点数をつけるのって難しいなあ。相対評価にして、これとこれを比較したときにこっちが面白い、とかいうのは少しおかしいし。そのときの気分やな、結局。