金銭感覚

どうも日本人は金銭感覚がおかしいのではないでしょうか。遊びには精一杯使うのに、自分の体のこととなると健康が当たり前で、お金を使わない。

映画代は欧米各国に比べて馬鹿高いのに、医療費は一般的にはアメリカの半分と安い。国民保険は破綻しつつあるし、良心的で必死な医師はひたすら安月給で働かなくてはいけない。研修医の時給はマクドナルドの時給と大して変わりはしない。こんなことをしていたら、日本の医療レベルはどんどん落ちる。健康でいることの大切さを理解しないと。医療側ではなく、患者側が。

上手な医者は大金で診てもらい、そうでない医者には安くで治療してもらうようにしてもらわないといけない。「国民全体が質の高い医療が実践される場なんて不可能な桃源郷に過ぎないのに・・・。健康は安くで手に入るものではなく、何より優先されるべき関心事であるはずなのに・・・。

経済格差が二極分化されていくなら、なおさら、腕のいい医者は金持ちから大金をもらい、そうでない医者はそうでない。こうするしかない。差別化をしなくてはいけない。医療側は金と休暇のために働いて何が悪いのだろう。お金のためにえらくなろうと、必死で勉強して、症例を積んで、えらくなったら時間とお金ができるようなシステムにしないといけない。

と、思います。