暇なんで、TBステーション参加、「常識」 | 顎変からの復活にむけて頑張るBLOG

暇なんで、TBステーション参加、「常識」

非常にあやふやな「常識」という概念、TBします。


人の常識は自分の常識とは限らん、とかいう話じゃおもろないし、会話の中での「常識」ということで。



①日常会話では、常識とは「相手を揶揄するときに使う」場合が多いような気がする。


「非常識」「常識が欠けている」


つまり、常識とは、「当然兼ね備えてなければならない、知性、品性、感覚、記憶、能力」といった意味で使われている。


どちらかというと、僕の周りでは、この言葉は、「非常識」「常識」ともにあまりポジティブな意味では使われない。「常識人」というと、一昔前までは、「当然兼ね備えてなければならない、知性、品性、感覚、記憶、能力」を兼ね備えた立派な人、という意味合いで使われていたが、最近では、「つまらない人」という意味合いもたぶんに含まれている。(非常識人間よりは常識人の方が評価が高いか、というとそうでもなくなっちゃっている。)


そういうこともあり、日常的には、使わない方がいい言葉である。特に、口頭で使うと、「そんなの常識だろ」「あんただけの常識や」というありがちな展開に陥る。




②「そんなの常識や」というのは、二つの意味で、非常に不快感を与える。


ひとつは、「自分はあんたより、立場が上だ、だから自分のいうことを聞け」

二つ目は、「(一つ目に加えて)あんたはバカだ」


便利な言葉ではあると思うけれども、非常にとげがあるような気がする。




③なだめるような言い方で、人と人とが会話するとき、「常識では」を緩めると、「一般的には」「一般論では」となる。「常識では」「一般的には」という話し方をし、その後、「と思う」ではなく、「~だ」と断言する人は、自分は世間一般の平均値以上の価値観をもっている、あるいは知っているという無意識が存在していると思う。もしくは、自信が無いか。自分の住んできた世界が、世間の思う平均的考え方に及ばない、というのを恐れていて、否定している人間なのだろうか。



⑤もちろん、社会の最低限のルールを教えたり、仕事の教育現場では、「常識」がれっきと存在する。

「ごみはゴミ箱に捨てるのは常識だ」

「書類を所定の場所にしまうのは常識だ」

これも常識と言う言葉であるが、上記の「常識」とは意味が違う。あくまで、上記の「常識」は、たわいもない話のとき。遊びの部分で会話しているときのこと。



⑥常識、とは、下手に使うと脅迫的な言葉である。

⑦『(ポジティブな)常識人とは、「常識という言葉を使わず、自らの常識をアピールできる人」である』


最後のん、あかん???